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【観天望気】
自然現象や生物の行動の様子などから天気を予想すること。またその元となる条件と結論を述べた、天気のことわざのような伝承。古来より漁師、船員などが経験的に体得し使ってきた。
(wiipediaより)

ツバメが低く飛ぶと次の日は雨になるなど、昔の人たちが経験的につかんできた、雨や晴れの日の感覚はこうした知恵として蓄積されています。今回は、明日からでも使えるこうした観天望気についてリストをまとめてみました。



○東風は地降りの雨。

○夜の稲妻は雨招く。
○夜なる雷は長雨。
○遠くの音が良く聞こえれば雨。
○鐘の音が良く聞こえるときは、雨の兆し。
○太陽の回りに、光環の現れるのは雨の兆し。
○水面に魚の飛び上がるは、雨の兆し。
○ツバメが低く飛ぶと雨が近い。

○朝の雷は大雨。
○朝日の出ずるとき、その色青く見ゆるは大風雨の兆し。
○朝虹は雨。
○朝焼けは雨。
○3日続いて霜降れば必ず雨。
○日本晴れ3日続けば、3日以内に雨となる。
○山近く見えれば雨。

○羽アリが多く出れば雨が近い。
○羊雲やうろこ雲がでると翌日雨
○山に笠雲がかかれば風雨の兆し。

○雲が西(北)へいくと雨、東(南)へいけば天気は良くなる。
○空に雲一つない夜なら、明日はよい天気。
○雲が沖から静かに上がればよい天気。
○雨のとき、トンビが飛ぶのは、晴れの兆し。
○朝、クモの巣に水滴がかかっているのは晴れ。
○クモが巣を張れば雨が降らない。
○雨が降った後に虹がでると翌日晴れ。
○朝ぐもりは晴れ。
○朝雨に傘いらず。
○朝、遠くの山がくっきり見えれば、その日は晴れ。
○霧の深い朝は晴れ。
○朝霧が漂っていたら、その日は晴れ。
○夕焼けの翌日は晴れる。
○夕虹は晴れる。
○霜柱の立ちたる日は天気良し。

【春】
○春の東風は雨。
○春に南風は3日降らず。
○春の北風は晴れ。
○春の霞は晴れ。

【夏】
○雨ガエルが鳴くと雨。
○蚊ばしらが立つと雨。
○夏の南風は晴れ。
○夏は南が明るいと晴れ。
○夏の入道雲は晴れ。
○大風の明日はよい天気。

【秋】
○秋の東風は雨。
○秋は西が明るいと晴れ。
○秋の夜の北風は晴れ。

【冬】
○冬、西か北西の風の時は、太平洋側は晴れ。


では、こうした観天望気はどのように使うといいのでしょうか。
基本的には、山の中や手元に情報源がない時が有効、見たいときに現象が見られるとも限らないので、観天望気をはじめから頼って明日の天気を予想するのはやめた方がいいです。
場合によっては、統計データのみに基づいた気象庁データよりも使えるかも?